代謝の妙

関東地方は連日の猛暑。体温を超える暑さが続いております。

これが人間の体温ならとっくに救急車で運ばれる温度です(写真)。

ですがちっとも苦になりません。

幸か不幸か、歳をとったせいか代謝が落ち、あまり汗をかかなくなりました。

気温がどんなに上がっても、私の体は快適そのもの。

どんどん暑くなってくれという感じです。

ついこの間、40代まで私はものすごい汗っかきで、夏場は本当にうんざりしていました。

朝起きたらすでに寝汗で全身ビショビショ。シャワーを浴びてまた汗をかきビショビショ。

患者さんの家へ出張へ行けば、家へ入る直前に人目を忍びビショビショのシャツと靴下を着替えなければいけません。

それがどうでしょう。今では毎日こんなに暑いのに服も靴下もサラサラ。患者さんの家の近くで着替える必要もありません。

汗をかかなくなりました。

真夏の出張大歓迎です。

歳を取るというのも悪いことばかりではありません。

代謝というのはただ上げればいいのではなく、その人なりの、その歳なりの代謝というものがあるのだな。

などと考えつつ夕方家に帰ってきたらどうも体がだるい。おまけにフラフラします。

熱中症とまではいかないまでも、体に熱がこもって出ていってくれません。

なるほど。

どうやら年寄りは、こうやって調子に乗っているうちにいつの間にか熱中症となるようです。




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