依頼のメールが来て今月も献血に行ってきました。
もう4ヶ月連続です。
そろそろ面倒臭くなってきましたが、病気に苦しむ私と同じ白血球の型を持つ人が、私が献血に行かないせいで死んでしまったりでもしたら、
と思うとやっぱり行かざるを得ません。
たとえその人が見ず知らずの人でこれからもずっと見ず知らずの人だとしても、あの世からやってきて枕元に立たれることだってあります。
ところで、
献血に行くともらえるプレゼントが最近どんどんしょぼくなっています。
今回はついに東京オリンピックで大量に余ったために赤十字へ運ばれてきたと思われる使い捨てボディーシートだけ。
これは先月の献血でもおまけのプレゼントとしていただいたものですが、それが今月はメインのプレゼントに昇格していました。
今どこでも安く叩き売りされている東京オリンピック関連グッズにはまったくありがたみを感じられません。
ゴミをもらったような気がしています。
もし来月も献血を依頼されたら。
今月以上に面倒臭く感じるかもしれませんが、やっぱり行きます。
プレゼントなんていりません。
献血に見返りなんて無用です。物が欲しくて献血するなんて邪道。
私のささやかな血が役に立つならいくらでも喜んで差し上げます。
だけど、せめて、せめて中性洗剤か歯磨きでもいただけたら、もっと気持ち良く人助けができるかもしれません。