私の不確かな記憶を辿ると、確か去年はカマキリの赤ちゃんの大発生に遭遇しました。
数ミリの小さなカマキリが数千匹、実家の庭の木にびっしりとくっ付いていたのを覚えています。
もっと記憶を遡れば、確か一昨年は毛虫の子供の大発生に遭遇。
実家の壁に塊になった無数の毛虫を顔をしかめながらがんばって駆除しました。
そして今年は、先日のカイガラムシの大発生で終わったと思っていたのに、
今日実家の外塀にびっしりカナブン(黄金虫?)の子供がくっ付いていました。
その数およそ100。1ミリあるかないか。顔を近づけて見ないとカナブンとはわからないほど小さなカナブン。そんなのが数百匹です。
途方に暮れました。
どうしたものかと見ていると、一匹、また一匹と空へと飛んでいきます。
特に害もなさそうなので無視することに(虫だけに)。
夕方帰ってきたら一匹残らずいなくなっていました。
もしかしたらカナブンの巣立ちを見たのかもしれません。
春らしい、なんとなくすごく良いものを見たような気がしています。