一人暮らしのアシナガバチ

実家の家の外階段の下にアシナガバチが巣を作っています(写真)。

このアシナガバチ、いつ見ても一人です。

この巣にはいつも1匹しかいません。

たった一人で暮らしています。

彼らはいつも集団で暮らしているものと思っていましたが、違うのでしょうか。

毎日こうして一人、せっせと巣を作っているのがいじらしく、心ひそかに応援しています。

うれしいことに昨日の激しい嵐でも巣は無事でした。

そんな私でも高知に住んでいる頃は、家の近くにできたアシナガバチの巣をことごとく見つけしだい全部棒でぶっ飛ばしていたものです(駆除していました)。

家で鍼灸院をやっていたので、来てくれた患者さんが刺されてはいけないと予防のために心を鬼にしてぶっ飛ばしました。

患者さんはわたしに鍼を刺され、さらにそのうえアシナガバチにも針を刺されたらとても気の毒です。

アシナガバチはおとなしいハチでめったに人を刺すことはないと聞いています。

実際近くで作業をしていても、これまで攻撃されたことは一度もありません。

高知のアシナガバチたちには大変申し訳ないことをしました。

その罪滅ぼしも兼ねて、多摩で出会ったこの階段の下のハチは見守ることにしています。

それに、このアシナガバチはいつもやけに孤独で、そんな姿に種を超えた友情も感じます。

場所的に激しい風雨を直接受けるところにあり、巣が梅雨や台風やゲリラ豪雨を無事に乗り越えられるとは残念ながら思えません。

それまでの間、このハチには一人暮らしを楽しんでほしいと思います。




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