鍼灸師という職業柄、私の周囲の人はみんなお年寄りなので、
役場から接種券が送られてくると、みなさんなんの疑いもなく新型コロナワクチンを打ちに行きます。
5回打つのが当たり前だとみなさん思い込んでおりますので、
「5回目は打ちましたか?」
と聞かれて、私が「いえ、私は2回で打ち止めです」と答えると、
「やはりこの人は鍼灸師だから変わってるんだ」みたいな顔をされます。
ところが、
知り合いのお爺さんが会社で若い連中に「おい、お前たちはいつ5回目を打ちに行く?」と聞くと、
みな私と同じ答えが帰ってきて驚いたそうです。
お爺さんが会社で聞いて回ると、若い職員はほどんどがワクチン2回止まりで、0回という勇者も一人、3回打った一人は旅行支援を利用するために仕方なく打っただけで打たないと言っていました。
真面目に5回も打っているのは年寄りばかり。
若い人たちは会社でワクチンの話題があってもじっと黙って逃げていたそうです。
それが上司であるお爺さんに聞かれ仕方なくカミングアウト。
「いったい世の中どうなっているんだ!」
と爺さんは、若い人たちの公共性のなさを嘆いていましたが、
こっちからしたら年寄りの情報弱者ぶりに同情しています。
ほんのちょっとネットを触ることができたなら、
テレビが事実を伝えていないことも、
ワクチンが恐ろしい結果をもたらしていることも、
すぐにわかるのにと気の毒に思います。