アメリカはロスアンゼルスに住んでいる義姉が高知のブリをネットで注文し送ってくれました。
ロスは今コロナでロックダウン中。
暇を持て余した義姉は毎日ネットやテレビで日本のニュースばかりを見ているようです。
数年前に一度高知へ遊びに来たことのある義姉は以来高知の大ファン。遠い太平洋の向こう側で私たちよりも高知のニュースをチェックしています。
義姉によると今高知では養殖のブリが余り困っているそうです。
おかげで今夜わが家は須崎から来たブリでしゃぶしゃぶ&刺身を楽しめました。
久しぶりのまったく生臭さのない魚です。おいしい。海の旨味のかたまり。
私たち多摩の人間はおいしい魚を表現するときに必ず「全然生臭くない」と表現しますが、高知の魚は基本生臭くないのがあたりまえなので表現に迷います。
東京では高級料亭でなければ食べられない、魚臭くない魚を今夜は家で食べることができました。
このお礼をロスの義姉にしたいと今いろいろ頭を悩ませています。
ところがアメリカのおいしいものがまったく思い当たりません。
ハンバーガー?もしかしたら日本では想像もつかないようなハンバーガーがアメリカにはあるかもしれませんが今のところまだ探し出せていません。
高知のこのブリをロスアンゼルスへ送ってあげたい。
ただいくら須崎のブリでもアメリカに着く頃にはきっと多少は生臭くなっているはずです。
可哀そうな義姉とその家族。
アメリカにも高知クラスのおいしいものがあるとよいのですが、なかなか難しいようです。