ヤマセミと遭遇

屋形船仁淀川のガイドはまだ1,2回しか経験がないのに大好きな仕事の一つです。

長年人と接する仕事をしてきたので、お客さんと直接話せる屋形船はやはりテンションが上がります。

屋形船に乗って毎回思うのは、お客さんの求める日高村と、日高村の売りたい観光とのギャップが大きいことです。

日高村自慢の蛇紋岩に興味を持ってくれるお客さんとはいまだ会えずにいます。

今回のお客さんは岡山からいらした会社の団体さん。昨夜は大宴会で布団に入ったのは明け方。皆さん屋形船ではのんびり過ごしたいのは明らかでした。

日高村に対する関心はほぼゼロ。

そんな時は、日高村観光の方向性についてつい考えます。

お客さんのニーズに日高村を合わせるべきか。

あるいは、

日高村に合うお客さんだけにターゲットを絞るべきか。

後者の方が明らかに低コストでハイリターン。利益も村全体に及ぶはずです。

後者のお客さんの方が、あるがままの日高村を最も高く評価してくれるからです。

もちろん現場ではお客さんの満足最優先。蛇紋岩や仁淀川の話が受けないとみるや速攻でお客さんとの会話中心のガイドに切り替えました。

「今度はあんたの東京の話を聞かせてくれや」

帰り際にお客さんが笑顔で言ってくれました。個人的にはお客さんとのよい時間を作れましたが、日高村と仁淀川ファンを作ることには失敗でした。

幸い今日はヤマセミが姿を見せてくれたので、お客さんの何人かはこの出会いに大興奮。ついでに私も大興奮。

ヤマセミに会いにまた日高村へ来てほしいものです。

午後は、日高村の木工品店「ゆう木工芸」さんの工房にお邪魔しました。

25万円のケヤキのテーブルの修理や、杉のお盆を作るところを見学。

完成した商品を東京のお店で買うのではなく、制作現場で職人さんと会話しながら買うことができれば大きな付加価値がついてプレミア感満載です。

しかもこちらの職人さんの話がめちゃくちゃ面白い。

日高村に来なければ絶対できない体験。この体験を売る仕組み作り。

徳島県神山町も東京都町田市のフットパスも20年かかったそうなので、

日高村の実力をもってすれば10年くらいで完成しそうです。

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