アメリカ在住の義姉一家から「タコの口」のリクエストが来ました。
アメリカ人の夫が昔日本で食べて以来大好物なのだそうです。
こちらは珍味「イカの口」なら知っています。「タコの口」というのは聞いたことがありません。
「それはイカの口(くちばし)の間違いだろう」と言うと、
「いいや、タコの口だ。間違いない」と向こうは言います。
太平洋を挟んで日本とアメリカで「イカだ」「タコだ」「タコだ」「イカだ」の応酬を散々繰り返した挙句、
結局アメリカ側夫婦がLINE電話の向こうで「タコとイカは同じものかもしれない。両方とも足が長いし。」などとブツブツつぶやき合っているのが聞こえてきました。
「それも違うぞ」と教えてあげるべきでしたが、もう議論には疲れたので何も言わず放置。
なので今も義姉夫婦はタコとイカというのは色が違うだけで同じ生物だと考えているはずです。
ともかくリクエストをかなえてあげようと、今日さっそく橋本のアリオに入っている北海道ショップへ探しに行くと、ありました。
タコの口が。
色は赤く、大きさもイカの口より立派な感じがします。
アメリカ側の言うとおり日本には確かにイカの口の他にタコの口もありました。
いや勉強になりました。
こうなるともしかしたらタコとイカが同じ生物というのもあり得るかもしれません。(さすがにそれはないか)。
写真はつらら。今朝はだいぶ冷え込みました。