稲城長沼に新しいイオンができたというので歩いて行ってきました(写真)。
片道約5キロ。時間にして50分くらいです。
イオンというから高知イオンのような巨大ショッピングモールかと思ったのに、
そこにあったのは、イオンですらない小さなスーパーがひとつとコインランドリーなどあまり楽しくない数店の専門店だけ。
知りませんでした。
イオンには小規模のタウンと大規模のモールがあって、この稲城長沼はタウンの方です。
ただ勘違いしていたのは私だけではありません。
私と入れ違いに入ってきたおじいさんは店員の女性に、
「フードコートはどこにありますか?」と聞いていました。
かわいそうに。このタウンにある飲食店は「伝説のすた丼屋」だけ。
山盛りの豚肉を大量のニンニクと油で炒めた丼の店で、とてもお年寄りの向けのソフトな食べ物ではありません。
聞かれた店員さんもとても申し訳のなさそうな表情をしていました。
同じイオンでもタウンには気をつけないと。
それでも歩いて行ったおかげで収穫もありました。
稲城長沼という所は梨畑しかない、高知で言うと針木のような所だと思っていました。
ところが実際に歩いてみると、いわゆる街中華の店、昔ながらのラーメンやチャーハン、定食の店がたくさんあります。びっくりするほどたくさんあります。
中には行列とまではいかないまでも次から次へと人が入って行く人気店もいくつか。
ちょうどランチ時でどの店からも芳ばしい香りが漂い、稲城長沼の街を包んでいました。
この街にはこれから何度も足を運ぶことになりそうです。