ショーウインドーの眠り猫

写真の中に猫が寝ているのわかりますか?

久しぶりに高知市内を歩いていて見つけました。

日高村に住んでいると高知市内にはほとんど行く必要を感じません。よさこいにも幕末にも路面電車にも興味がないので、わざわざ高知市内に行く理由が見つからないのです。

私の住む仁淀川流域には高知の良いものすべてがそろっています。

例えば、平家の落人伝説。

現代でもクラブ活動で帰りが遅くなった高校生が下校途中の暗闇で平家の落ち武者の亡霊を見たなんて話がそこかしこで聞かれます。

関東にいる頃、どんなに落ち武者の亡霊と会いたかったことか。

リアルに落ち武者と会える土地に住める幸せ。

たとえ落ち武者の正体がベロベロに酔っぱらった近所のおんちゃんであったとしてもかまいません。

さて、

珍しく高知市内へ行った理由は、

四国に1軒、徳島にしかない「いきなりステーキ」とよく似たステーキ店があると聞いたからです。本物を食べにわざわざ徳島まで行かなくても、似たような店を高知市内で利用できれば助かります。

この店に対する感想は、後ろのテーブルにいた家族のお父さんが大激怒しながら店員さんに全部言っていたので、ここでは書かないことにします。余程満足できなかったのかそうとう怒っていました。

高知では珍しく痩せて声の小さいどう見てもやる気のないバイトに向かってそんなに文句を言ってもしょうがないだろと思って見ていましたが、帰りに厨房をのぞくとそのバイトくんがステーキを焼いていました。彼一人で店をすべて切り盛りしているようでした。

やはりステーキはゴリラみたいなおっさんに焼いてほしいものです。

よく考えてみたらこれまで一度も「いきなりステーキ」を食べたいと思ったことはありませんでした。

ないものねだりで高知にないと思うとなぜかそこに行きたくなってしまいます。

悪い癖です。

久しぶりに歩いてみた高知市内も、ショーウィンドーの中に猫が寝ていたりしてのんびりした楽しい街でした。

街とはいえ市内にも静かな時間が流れていました。




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