ゴミ処分場がまた来る

高知県のゴミを捨てる新しい最終処分場の建設候補地が佐川町加茂に決定したとテレビのニュースが教えてくれました。

私たちの日高村にある現行の最終処分場があと3年で満杯になるため、新しく建設される次の処分場が隣の町にやってきます。

ところがこの佐川町加茂は日高村との境界にあり、つながりもとても深く、昔は日高村の岩目地の一部と合わせてひとつの加茂村でした。

実際、この地域に住む佐川と日高の子は違う自治体の住民でありながら同じ一つの加茂小中学校に通っています。

また日高村の中心を流れる日下川の源流は加茂にあり、新最終処分場の影響を最も受けるのは佐川町よりも日高村のようにも思えます。

ただテレビを見る限り、今回の決定プロセスに日高村は登場しません。

きわめて密接な近い位置にできるゴミ処分場であるにもかかわらず、日高村は蚊帳の外という感じです。

かつて日高村では現在の処分場建設を巡って村を二分する激しい議論がありました。私は当時いなかったのでその厳しい対立を知りませんが、この時のことを村の人に聞くと皆顔を曇らせ、今なお暗く辛い記憶として村を覆っているのが分かります。

新しい処分場を日高村のすぐ隣に建設することにしたのは、日高はもう処分場建設の議論にはすっかり疲れてしまっているので反対運動を起こす気力はすでにないだろうと県が判断したからではないでしょうか。

今回の決定により日高村は自らの生活圏に県のためのゴミ最終処分場を2つも持つことになります。

このままいくと10年後には3つ、20年後には4つ、30年後には…。

日高村は、ゴミを積極的に受け入れる尊い自己犠牲の村として有名になれそうです。




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