何年か前、何かの集まりで「ライザップへ通っている人を見たことあるか?」が話題になったことがあります。
集まりに参加している人だけでなく、その家族や知り合いにもライザップへ通っている人は一人もいませんでした。
当時テレビでは毎日のように宣伝していて、知らない人はいない有名スポーツクラブのライザップなのに。
しばらくして経営が思わしくないとのニュースを知り、なるほどとうなずいたものです。
同様に、
「新型コロナに感染した人を知っているか?」
が最近いつも話題になります。
いません。私の周囲には新型コロナに感染した人も、感染した人を知っている人も今のところ一人もいません。
唯一、友人の勤務している会社の遠い支店に一人感染者がいたくらいです。この感染者を友人は名前すら知りません。
これだけテレビで大騒ぎしているのにコロナに感染した人はいったいどこにいるのか?
日本は実態を隠蔽していると言う人もいます。検査をしないことで数を少なくし、コロナに感染してしまった人も差別を恐れて黙っている、と。
しかし、
検査なんかしなくたって、インフルエンザや花粉症が流行する季節になれば、街を歩いただけで、そういう症状の人がたくさん現われるのですぐにわかります。ましてや熱発や呼吸困難の人が増えれば隠すなんて不可能です。
だいたい呼吸困難の患者が病院のキャパシティを超えて押しかければ、日本中の医療関係者がSNSで悲鳴をあげるはず。
が、まだそんな悲鳴は聞いていません。
日本はいまのところ新型コロナを上手にコントロールできているのではないでしょうか。
テレビは明らかに不安を煽り過ぎです。テレビを観てウツになっている人が増えています。
不安は免疫力を落とす。
これ以上感染を広めないためにも、余計な不安は解消すべきです。
ところで、
ライザップへ通っている人がいないのは私たちの誤解である可能性はあります。
私たち以外のほとんどすべての日本人はもしかしたらみんなライザップを利用している、つまり国内で大流行している可能性は、ないわけではありません。(知りませんが)。