ガビチョウは視線を感じる

ひときわ大きな声で派手に唄うことで、この近辺では他のどの野鳥よりも目立っているガビチョウ(写真)も、

野鳥ではなく(元々どこかで飼われていたものが逃げ出して繁殖し野生化したもの)図鑑に載っていないので、しばらくの間その正体は謎でした。

昨年多摩に引っ越してきた当初、その声を聞いて私は頭の狂ったイソヒヨドリが鳴いているのだと思いました。

四六時中、場所もわきまえず唄い鳴き狂う鳥の声を聞いて、

「かわいそうなイソヒヨドリ。東京の汚れた空気を吸って完全に心が病んでしまった」

と悲しい気持ちになりました。

歌の主がガビチョウだと知ったのはそれからしばらくしてからのことです。

ところで、

つい最近このガビチョウのやかましい歌を止める方法を発見しました。

じっと見つめると、ガビチョウは視線を感じ唄うのを止めます。

表題の写真は私の視線をむっちゃ意識している様子。

「誰かが見ている。いったい誰だろう?怖い。」

そんなことを思っているのでしょうか。じっとその場で考え込みます。

この方法を使うとほぼ百発百中。ガビチョウは鳴くのをピタッと止めます。

ただ、他の野鳥は人間の視線を感じるとサッと逃げるのに、

ガビチョウは逃げずにその場で頭をひねっています。

そんなところがまたガビチョウらしい。




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