家の近くでこちらを見ているカマキリと会いました(表題写真)。
ちなみにこの車は知らない人のものです。
今年の夏は実家の庭で数百匹のカマキリの赤ちゃんが生まれました。
上の写真はそのうちの一匹。6月3日の日付がついています。
こんな小さいカマキリがこの木に何百匹とくっついていました。
そのようなわけで、
今年はカマキリを見かけるとどうしても親心が出てしまいます。
無事大人になったカマキリには「立派になったな」と温かい気持ちになり、
道で車に轢かれ命を落としているカマキリを見つけると「どうか安らかに眠ってください」と悲しい気持ちになります。
今日車の上からこっちを見ていたカマキリがうちの庭の出身かどうかは知りません。
それでもこうして目が合うと我が家出身のカマキリが挨拶に来てくれたようなうれしさが込み上げてきます。
もっと近くで見ようと近寄ったら、あろうことかカマを振り上げて私を殺そうとしてきました。
そうなるとどこか別のところ出身のカマキリの可能性も出てきます。
ただ、こいつらが赤ん坊だった頃を思い出してみると、
生まれたばかりなのにもうカマを振り上げて私を威嚇していました。
やはりこのカマキリは我が家出身だと思います。
「よく帰ってきてくれました。これからは今日みたいな寒い日が続くけれど、いつまでもお元気で。」