オムライス街道の本気

日高村オムライス街道の取組みが知事に絶賛されました。

隣町、越知町で開催された高知県産業振興計画の講演会でのことです。知事はオムライス街道の成功は他の産業振興のお手本になるとおっしゃいました。

今日はビジネス振興の会だったので、どうしても経済的な成功に焦点があてられていましたが、オムライス街道は単にオムライスやトマトの売上を伸ばすだけではなく、村を元気にするプロジェクトであり、活気を村に作る仕組みでもあります。

オムライス街道成功の秘訣は、関係者の「本気度」が高いからです。

(厳密に言うと、オムライス街道の成功は完成した訳ではなく、これからもっと伸びてもっと成功します)。

店舗、運営スタッフの本気度が高いのはもちろんですが、何よりも村の子どもたちが「本気で」オムライス街道を楽しんでくれているのが成功の一番の要因だと思っています。

大人が本気で作るから子どもも本気で楽しむ。だからオムライス街道には活気や元気があふれています。

今日、産業振興計画の講演会を聞いていて、事業資金、場合によってはアイデアさえもただで行政に負担してもらって行う仕事に、人は本気で打ち込めるのだろうかと疑問を感じました。

失敗をしたら全財産を失い路頭に迷うプレッシャーなしに、本気でお客さまの満足を考えたり、本気で費用対効果の計算ができるか。

私は地域おこし協力隊であると同時に個人営業の鍼灸師ですが、失敗のリスクを全部自分で負担しなければ本気で患者さんには向かい合えません。

「この人の痛みが取れなければ、自分はプロとして生きていけない」

と思いながら仕事をするのと、

「この人の痛みが取れなくても、行政がお金払ってくれるからいいや」

と甘えながら仕事するのとでは根本的に違います。

「行政がお金出してくれるから生活の心配はないけど、自分は目の前の患者の治療に全力を出す」がベストかもしれませんが、そんな高知流のビジネススタイルに慣れるにはまだ時間がかかりそうです。

オムライス街道と鍼灸には(バカみたいかもしれませんが)自分を追い込む本気スタイルで取り組みます。



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