車(バイク)を長持ちさせたければ、エンジンオイルはこまめに交換すべし。
高知で覚えたことの一つです。
埼玉や東京に住んでいた頃はオイルのことなんて考えたこともありません。
メーターにオイルのランプが点灯したらガソリンスタンドで指摘され、交換したことがあるかもしれない。エンジンオイルについてはそんな程度の記憶です。
それが高知に移り住むと「これ(車、バイク)ちゃんとオイル交換しとりますか?」と年中いろんな人に聞かれるので、私もすっかりその気になり、年中オイル交換するようになりました。
高知の人はエンジンオイル交換をとても大切にしています。
高知ではオイル交換すると、自動車屋でもバイク屋でも、次のオイル交換の時期と走行距離を教えてくれるシールを、運転席から見やすい場所に張ってくれます。
このシールのおかげでオイル交換を忘れることがありません。
シールの教えによると私の愛車のオイル交換時期は9月でした。
ちょうど東京に戻ってきた時だったので、挨拶も兼ねてディーラーでオイル交換。
帰り道、気がつくとシールがありません。大事なシールを貼り忘れたようです。
これではいつオイル交換するべきなのかわからないのでとても困ります。
幸い、今月が車検だったのでオイル交換とともに、今度はシールを貼るのも忘れないようしっかりお願いしました。
「シール?」。キョトンとする店員。
こっちにはオイル交換シールを貼る習慣がありません。私はよほどの車マニアに思われたようです。
今日車検の終わった車を取りに行くと、どこかで見つけてきてくれたシールを手渡ししてくれました。
「どこに貼っていいのか分からなかったので、こちらでお渡しします。」
どこでもいいのに。
しかしこうなるとしょっちゅうオイルを交換する高知流が正しいのか、オイルのオの字も考えない東京流が正しいのかわからなくなります。
なんとなくですが、オイルはしょっちゅう変えた方が車の調子は良いようです。
私はこれからも高知式で行きます。