エコはエゴのために

今年も外来植物オオキンケイギクを根絶する季節がやってきました。

すでに家の前の川には黄色いそれらしき花が咲いています。

正直なところ、なぜオオキンケイギクを根絶やしにしなければならないのか分かりませんでした。この花がどんな悪いことをしたのか?外国から来た植物も含めて新しい生態系になればいいのではないか。そう思っていました。

今週の月曜日に聞いた講演会でようやく外来生物を排除しなければならない理由が分かりました。

高知市内で開催された五箇公一先生の講演は分かりやすく、自然に対する数々の疑問をスッキリとさせてくれました。

外来生物は生物の多様性を破壊し、その結果私たち人間の生存も脅かしてしまう。つまりエコを守ることはエゴ(自分自身)を守ることにつながるそうです。

今、日本の亀は外来のミドリガメに駆逐されようとし、日本のクワガタは大量に輸入された巨大なクワガタの危機にさらされ、マングースはハブを食べずに沖縄のおとなしい動物を食べて絶滅させようとしています。

これら日本固有の生物の危機は私たち人間の危機でもあります。今、世界中で新しい感染症が増えているのもその証左と言えます。

五箇先生の講義は分かりやすかったのですが、このブログは分かりにくくてすいません。

さらに、日本の生物多様性は伝統的な里山文化によって開花したそうです。森を切り拓き炭を焼き、田や畑を作ることで日本のこれほどの豊かで多様な生物相をもつにいたりました。

つまり日本の自然はほったらかしにしても生物の多様性は失われ、やはり私たち人間の生存が脅かされてします。

よい勉強をしました。これで心おきなくオオキンケイギクを駆逐できます。

しかしこの戦いも他の外来生物の駆除と同じく勝算が見えません。去年あれだけ引き抜いたのに今年もすでに多くの場所で咲いているからです。

表題の写真は、日本固有の花カザグルマです。テッセンでもクレマチスでもありません。日高村の自慢の花です。引っこ抜いてはいけません。




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