みんながおいしいというので行ってきました。
ローカルインディア聖蹟桜ヶ丘店のランチカレー(写真)。
昔、インド人シェフが作るカレーの味は世界中どこへ行っても同じ味だと思っていました。
最近です。
店に寄って味が違うのを知ったのは。
数十店、いろいろなインド人シェフの店へ行ってようやくそれぞれの個性がわかるようになりました。
その鍛えられた私の舌によると、確かにここのはおいしいカレーでした。
ただインドカレーの味がわかるようになったのいいのですが、弊害もあります。
辛さに慣れてしまったのか、どこへ行ってもちっとも辛さを感じません。
もっと刺激が欲しいのに、どこへ行ってもシチューを食べているような感じです。
この店でも確か全部で7段階あった辛さレベルの上から3番目を頼んだのに、全然辛さを感じませんでした。
シェフが間違えて初心者レベルにしたんじゃないか。日本人だと思って手を抜いたのではないか。辛味スパイスの在庫が切れたのか。
頭の中には浮かんでは消える様々な疑念。
旨いのに辛くないインドカレーは考えごとが多くなって困ります。
これ以上辛いのとなると、インド人レベルとただただ辛いレベルしかありません。
次はとりあえずインド人レベルに挑戦します。