東京に戻ってきてから始まった私たち夫婦の新しい習慣、
悪習と言っていいかもしれないのがアウトレット通いです。
この5年、ずいぶんアウトレットにお金を落としてきました。
高知へ戻る資金がこれによってかなり目減りしてしまっていると思います。
とにかく関東近郊のアウトレットはこの5年の間にほとんど全てを行き尽くし、
本日ついに東京湾を横断し、私たちに残された最後のアウトレット、木更津へ行ってきました。
全国的にもかなり巨大なアウトレットで、その規模は御殿場に並ぶと言われています。
行ってみた結果、
私たちはやっぱり御殿場のアウトレットが一番好きです。
確かに店舗数は木更津と御殿場ほぼ互角、非常にたくさんあるのですが、
ただ木更津は店舗面積が狭く、掘り出し物探しの楽しさがあまりありません。
加えて雰囲気も地味で、この点は佐野や深谷のアウトレットに共通するものがあります。
時々西部劇のゴーストタウンに迷い込んでしまったかのような錯覚に陥る、あの北関東独特の乾いた感覚が今日もありました。
御殿場。
雄大な富士山に見守られながら楽しむショッピングの華やかさ。これは日本中どこのアウトレットも敵わないのではないでしょうか。
おまけに御殿場はトイレの水もおそらく富士山に磨かれた水なので、冷たくて爽やか。
あの水で手を洗うと疲れも全部吹き飛びます。
今のところ、
好きなアウトレット一番が御殿場で、二位が軽井沢です。
ただコロナ時代と違い、どこのアウトレットも近頃たくさんのアジア系観光客が戻ってきて大騒ぎになっているので、
もう静かに落ち着いて買い物ができません。
そろそろ私たちのアウトレット通いも終わりかな、などと話し合っています。
日本の小売業は日本人を相手に商売をしていただくわけにはいかないのでしょうか。
私がアウトレットの店の経営者だったら、いつ来なくなるかわからない不安定な外国人を相手に商売なんて怖くてできません。
ちゃんと日本人客を相手に誠実な仕事をして、利益を上げられるように商売をすると思います。