写真は月曜日、高知市内の居酒屋「座くろ」で食べためじかの新子です。
めじかは鰹のような魚。新子は子ども。小さな鰹のような魚の刺身で、削った高知の柑橘、仏手柑の皮をふりかけて食べます。
この時期、ここ高知だけでしか食べられません。
昨年、須崎の新子祭りへ行った時には2時間待ちだどいうのであきらめて帰ってきました。
とても足の早い魚で、港町須崎で買って車で日高村へ帰るたったの30分の間にもう味が変化してしまうそうです。
恐ろしく足が速いので、港町の土佐久礼でも食べる直前に捌きます。すぐに味が変わってしまうので作り置きができない刺身です。
この理屈から言えば海から離れている高知市内で美味しいめじかの新子が食べられるはずがありません。
ところが大変美味しい刺身でした。
高知市内の評判の良い居酒屋には鮮度を維持する特別な方法があるのでしょう。
もちもちとした歯触り。深い味わい。うわさ通りのおいしさに同席した釣り名人もうなりながら食べていました。
来週末、東京から友人夫婦が遊びに来てくれます。私たち夫婦が高知を去る前にもう一度一緒に高知で過ごそうと急きょやって来てくれることになりました。
とてもうれしい来高です。
海しだい、漁しだいではありますがめじかの新子もお二人を待っています。