「なにもない」競争

高知の人も多摩の人も自分たちの地元を「ここにはなにもない」とよく言います。

高知のは嘘、良く言えば謙遜です。

海の幸山の幸に旨い酒、高知には数えればきりがないほどたくさんの魅力がありました。

一方多摩のは本当です。

多摩には何もありません。

私は多摩に移り住んで2年になりますが、いまだに多摩の良いところを見つけることができません。

そんなわけで高知と多摩の「なんにもない」競争をやったら、高知の圧勝、多摩の完敗、高知のコールド勝ちです。

ところで、

自分の地元には何もないと言う人には年寄りが多いようです。

歳を取ると自分の地元が色あせてみえるのかも。

高知に住んでいても多摩に住んでいても「なんにもない」と不平を言うのは歳を取った証拠かもしれません。

表題の写真は八王子の旧東急スクエアビル(今は何とかいう新しい名前が付いていました)。

ビルが開業した当初と比べ、多くのテナントがなくなっていてここには本当に何もありませんでした。




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